鳩ヶ谷の歯医者 鳩ヶ谷いざわ歯科

枚鳩ヶ谷いざわ歯科 鳩ヶ谷いざわ歯科

鳩ヶ谷の歯医者 鳩ヶ谷いざわ歯科
女医在籍・キッズスペースあり|専門医による精密治療
埼玉県川口市辻1573-1 2F

院内写真

虫歯治療

当院の虫歯治療の特徴について

当院の虫歯治療の特徴について

マイクロスコープを用いた虫歯治療

歯は一度削った部分が元の状態に戻ることはなく、歯は削るほどもろくなり、虫歯の再発リスクも高まってしまいます。そのため治療時には、可能なかぎり歯を削る量を少なくすることが非常に重要です。

『日本顕微鏡歯科学会 認定医』が2名在籍する当院では、患者様の大切な歯を長く健康に保つために、基本として全ての診療にマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いた診察を行なっています。そして治療の際には、なるべく健康な歯の部分を削らない「MI治療(Minimal Intervention -低侵襲な治療)」を重視し、細部にこだわる精密な治療をご提供します。

マイクロスコープを用いた虫歯治療

マイクロスコープを用いるメリット

  1. 初期虫歯の早期発見 検査の時にマイクロスコープを用いることで、明るく照らした拡大視野で細部まで確認することができます。肉眼では確認することが難しい初期虫歯の早期発見に貢献します。
  2. 削る範囲を必要最小限に抑える 患部を拡大して治療を行うことで、健康な歯を可能なかぎり残せるよう削る範囲を必要最小限にとどめる、低侵襲な治療が可能です。
  3. 虫歯の再発予防 削った部分に詰め物をする際、歯と詰め物のギャップ(段差や隙間)が原因となり、虫歯が再発する(二次カリエス)ことがあります。マイクロスコープを用いることで、ごく僅かなギャップも見逃すことなく緊密に詰め物を設置することができ、虫歯の再発リスクを低減することが可能です。

麻酔や痛みが苦手な方も安心できる
虫歯治療

当院では、なるべく痛みやストレスの少ない治療を行うために、さまざまな取り組みをしています。
麻酔注射や治療の痛みが不安という方にも、安心して歯科治療を受けていただいております。

痛みや不安を和らげる治療への取り組み

  1. 表面麻酔 麻酔の針が入る時のチクッとする痛みが苦手という方のために、当院では事前に皮膚科用の貼るタイプの表面麻酔薬(ペンレステープ等)を使用します。これにより、麻酔の針のチクッとした痛みもほとんど感じることはありません。
  2. 超極細の針 麻酔で使う針も非常に細いものを使用することで、麻酔を施す際の痛みを抑えることができます。当院では33Gという業界でも超極細タイプの針を使用します。小さなお子様や痛みを感じやすい方に対しては、更に細い35Gの針もご用意しています。
  3. 電動麻酔機 麻酔を行う際に感じる痛みは、刺した時の痛みと麻酔液を注入する際に生じます。電動麻酔注射器を用いることで、コンピュータで制御された機器によりゆっくりと痛くないように最適なスピードで麻酔液を注入することが可能です。

虫歯の進行度と各治療法について

C1:歯の表面(エナメル質内)の虫歯

歯の最も表面にできた初期段階の虫歯です。まだ痛む・しみるといった自覚症状がないので、ご自身では気づけない場合が多いですが、歯科医院での検診で早期発見できれば簡単な治療で終えることができます。
また、この段階の症状であれば、適切な歯磨きや、歯にフッ素を塗ることで進行を止められる場合もあります。

治療法

歯磨き指導とフッ素塗布を行います。症状に応じて虫歯の部分を除去し、レジン(歯科用の特殊樹脂)で補填します。

マイクロスコープを用いた虫歯治療

C2:歯の内面(象牙質に達した)の虫歯

虫歯が歯の表面を溶かし、象牙質にまで進行した状態です。歯の中には神経と通じている細い管があり、冷たいものや甘いものがしみることがあります。これ以上進行してしまう前に、早めの処置が重要です。

治療法

病巣を取り除き、樹脂や金属、セラミックでできたインレー(詰め物)またはアンレー(被せ物)等の人工物で補填します。

マイクロスコープを用いた虫歯治療

C3:歯の神経にまで達した虫歯

虫歯がさらに内部にまで深く進行し、神経まで達した状態です。何もしていなくてもズキズキと激痛が生じたり、熱いものでもしみるなど症状が深刻化します。

治療法

歯の根っこ部分の治療(根管治療)を施し、金属やセラミックなどの被せ物で補填します。

マイクロスコープを用いた虫歯治療

C4:歯の根元のみ残っている虫歯

歯の根元部分のみになっている重症化した状態です。歯の神経が死んでしまっていることから痛みがなくなりますが、膿がたまると再び痛みが生じます。抜歯に至るケースも多くなります。

治療法

歯を残せる状態であれば、根管治療を施します。また、抜歯が必要な場合は、抜歯後に入れ歯やブリッジ、インプラントなどの人工物で補填します。

マイクロスコープを用いた虫歯治療

ご自身の大切な歯を守るために
知って頂きたいこと

ご自身の大切な歯を守るために知って頂きたいこと

虫歯になる原因とは

虫歯菌への感染、日々の食生活や生活習慣、誤ったセルフケアの仕方など、虫歯(う蝕)は様々な原因をもとに生じますが、中でも最も大きな要因といえるのが「プラーク(歯垢)」です。
口の中には様々な細菌が存在しており、一部の細菌は歯に残った飲食物の糖分を分解するときに酸を生成し、歯の表面のエナメル質が溶けだすことで虫歯は進行します。そして、この細菌と酸が一体となったものが「プラーク」と呼ばれています。

マイクロスコープを用いた虫歯治療

虫歯を予防するには、虫歯の要因となるプラークの抑制(プラークコントロール)が非常に重要です。ご自宅での適切なホームケアとあわせて、当院での定期検診と専門的なプロフェッショナルケアを受けることで最適なプラークコントロールを行い、健康なお口の環境を一緒に整えていきましょう。

初期治療(早めの治療)が
大切な理由について

虫歯は、ごく初期のうちに発見し適切な予防を行えば、治療をせずに済む場合もあります。また、たとえ削って治療する必要がある状態まで進行していたとしても、早い段階であるほど抜歯のリスクを抑えることができます。

マイクロスコープを用いた虫歯治療

虫歯になった人の中には、痛みを我慢してしまったり、鎮痛剤で誤魔化してしまう方がいますが、虫歯は放置していても悪くなることはあっても良くなることは決してありません。
なるべく早めに治療を受けることで、虫歯による痛みやストレスから解放され、治療にかかる時間や費用などの負担も少なくすることにもつながります。

ご自身の大切な歯を失わないために

早期治療とあわせて重要なのが、虫歯になった根本的な原因を改善し、数年後に同じ治療を繰り返さないようにすることです。
治療した歯は元の状態に戻るわけではなく、治療を重ねるほど歯の寿命は縮まります。そうして同じ歯の治療を5回ほど繰り返すと抜歯に至り、歯を失うとされています。

マイクロスコープを用いた虫歯治療

将来的に歯を失わないためには、この「負のサイクル」に入らないようにすることが大切です。
また、既にこのサイクルに入ってしまった歯は、できる限り早期に治療を行うとともに、口腔環境や生活習慣などに隠れた根本的な原因を発見し、改善を図ることが必要なのです。

ご自身の大切な歯を失わないために、少しでも気になる症状がありましたら遠慮なく当院へご相談ください。